院長メッセージ 病院案内

中部徳洲会病院は「生命を安心して預けられる病院」「健康と生活を守る病院」の理念のもと、2016年4月に現在の北中城村に移転、2017年2月に国際的な病院機能評価(JCI)を、10月には外国人患者受入れ医療機関認証(JMIP)を取得し、同じく3月には沖縄県より災害拠点病院に指定されました。

当院のがん登録件数は、2015年まで500件台でしたが、2016年は600件を超え増加傾向にあります。特に男性では前立腺・膀胱、女性では乳房のがんが増加しています。登録件数を部位別でみると、男性では前立腺、結腸、肺、女性では乳房、結腸、胃の順となっており、前立腺がんにおいては、手術支援ロボットDa Vinci(ダヴィンチ)手術の需要が多く、県内でも第1位となっています。

症例区分でみると、「診断のみ」、「自施設診断・自施設初回治療開始」の項目が全体の約82%で、多くの患者様が何らかの症状があって自主的に当院に来院していることが分かります。また、二次保険医療圏別でみると、徳洲会グループ病院の特徴を生かし、宮古保健医療圏、八重山保健医療圏や沖縄県外からの紹介が増えています。

当院は、骨髄移植を含めた血液疾患の治療の充実や、緩和ケアチームの発足、癌疼痛治療部の開設により終末期医療にも力を入れていきます。

中部徳洲会病院は、これからも患者様の立場に立ち、より質の高い医療を目指し、地域医療の充実と向上に貢献できるように頑張ってまいります。

医療法人沖縄徳洲会 中部徳洲会病院
病院長 伊波 潔

ページのトップへ